器用貧乏から器用金持ちへ。

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TRAVELING ELEPHANT株式会社 COO

タカダサトコ

1980年生まれ。福岡県宗像郡(現福津市)出身。地元の短大でデザインを学び、その後の転職経験はなんと6回。現在7社目となるTRAVELING ELEPHANT株式会社に入社。

「アーティストが住んでいたビル」をコンセプトとしたTHE A.I.R BUILDINGを運営。

COOなんて気恥ずかしい役職を賜りましたが、要は社内の「何でも屋さん」です。

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昔から自分の事を「器用貧乏」だと思っていましたが、最近それが顕著になり、これは一つの才能なのではとポジティブに捉えることにしました。というわけで、ポジティブに考えるという意味で、これからは「器用金持ち」と呼ばせていただきます。

私の経歴は正直に申し上げると散々なので、ここに書いて良いのか迷いました。しかし、インタビューを受けてくださる会社様に「本音で語ってくださいね。」とお願いしている以上、自分の恥の部分も晒す必要があると思いました。
そして、ここから全7社もなぜ転職を繰り返したのかを書かせていただきますが、はっきり申し上げて、長いです。もし最後までお読みいただけたら、転職家冥利に尽きます。

1社目 
福岡のカルチャー系月刊誌の編集営業として働く。短大在学中からインターンとして参加し、卒業後そのまま就職。インターン期間含め2年半ほど在籍。

雑誌の企画編集から広告営業まで幅広く学べ、楽しかったのですが、毎月毎月迫り来る締め切りと面白い企画を生み出し続ける事に心が折れてきたところに、転職の話が舞い込み船を乗り換えようと決意。この時はまだ親のスネをかじりながら働いていたため、仕事への貪欲さが足りなかったですね。

2社目
1社目で働いている時の縁で、東京にあるアパレル会社に入社。8ヶ月でクビに。

田舎から出てきて、東京の華やかさに圧倒され、仕事そっちのけで遊び呆けてしまいました。その時の社長には本当に申し訳なく思っており、数年後に菓子折りを持って謝りに行きました。この場を借りてもう一度お詫びさせてください。
でもこの遊び呆けていた時間が大変有意義で、今の私の基礎を作ったと思っています。その時に時間を共有してくださったカッコイイ大人の方々本当に勉強になりました。ありがとうございました。

3社目
数ヶ月のニート生活を経て、アメリカのコンピューター会社の旗艦店立ち上げメンバーとして入社。半年で契約満了…。

ニート生活からの立て直しはなかなかしんどかったのですが、立ち上げ独特の活気と、メンバーの良さに久々働く楽しさを味わいますが、まだまだニート体質も抜けず、舐めた仕事ぶりだったと思います。
そりゃ契約更新されないわ。

4社目
前社退職後すぐに結婚し、パートナーの仕事でイタリアへ。北イタリアのベルガモという小さな街で菓子職人として2年働く。
ニート生活には戻りたく無いと、電撃結婚し、翌月にはイタリアへ。飛行機の中で1から10まで覚えるほどの心細いイタリア語力で乗り込みました。家にいても暇なので、語学力がそこまで要らないのではという甘い考えで菓子職人に。電子辞書片手にデコレーション部門で派手なイタリア菓子を作っていました。ここでも器用金持ち能力を発揮し、街のマダムから直接オリジナル菓子をオーダーされるまでに。この2年が仕事に本気で向き合ったはじめての経験となります。(今までの3社様本当に申し訳ございません)とにかく周りの人達に認められたいという想いが強かった海外生活でした。
イタリアにそのまま残りたかったのですが、泣く泣く帰国。

5社目
イタリアから帰国後2年間の子育てと専業主婦を経て、通信会社に入社。カスタマーサービス業務を経て通信インフラを使った海外送金事業の新規立ち上げメンバーとして働く。

小さな子供を育てながらの仕事は想像よりもヘビーで、文字通り死に物狂いで働きました。この会社が一番長く5年間。その期間で得た一番の収穫は多様性への理解。数10カ国の人々が働く環境で、私の「当たり前は」他の人のそれでは無いと学びました。
ただ、ここで得られなかったのは外部の人との交流。今まで人との出会いに支えられてきた私は、毎日同じメンバーと仕事をし、その後はまっすぐ帰宅して子供と過ごすという単調な生活に飽きてしまい、転職を決意。

6社目
株式会社アールストアに賃貸の不動産営業として入社。

間取りや物件情報を見るのが好きという事と、色んな人との出会いがあると言う単純な理由で応募。ただ、数ある不動産会社の中で何故アールストアだったかと言われれば、正直な話オシャレである事と、写真を撮って記事を書く事が多少なりとも編集の経験で活かされるのではと思ったから。自分の興味のある事業用物件に注力したものの、正直手探りで失敗の連続。その都度社内の事業用の大先輩や社外の方々に教えを乞い沢山勉強をさせていただきました。私が事業用に面白みを感じていたのは、基本改装が付き物で、それも含め提案できるところ。そのせいで案件ごとに力を入れすぎる傾向があり、随分と迷惑をかけたと思います。4年近くお世話になって、退職。退職理由は、、、7 社目に続く。

7社目
コンセプトビルデイングを運営する、TRAVELING ELEPHANT株式会社に入社。
ここが最後の転職先になるであろう7社目の会社です。6社目のアールストア在籍中に客付けさせてもらった一棟ビルで、そのビルのコンセプトメイキングや改装案にいつものように力を入れていたら、いつの間にか自分ごとのようにビジネスを考えるようになり、雇ってくださいとお願いをしていました。最初は手伝い程度のつもりでしたが、今までの6社での経験がビジネスの立ち上げに所々役に立ち、今ではすっかりハマってしまいました。最近はつくづくここが最後の転職先なんだなあと感じています。
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自分の転職歴を振り返り、その多さに少し疲れましたが、書き起こしながら私が仕事に求めるのはこんな事なんだなぁと理解しました。

・何をするかではなく誰と働くか
・どんな人と出会えるか
・常に変化があるか、その変化を楽しめるか

そんな訳で、皆様の出会いとなるかもしれない会社さんの話を、まずは私が興味津々に伺えたらと思っています。